食器用洗剤とシャンプーが手に良くない
食器用洗剤とシャンプー、リンスに含まれる「界面活性剤」と
シャンプー、リンスに含まれる「シリコン」
この2つが、汗疱(汗疱状湿疹)を含む、手湿疹全般に悪い影響を与えています。
食器用洗剤が手に良くない理由
食器用洗剤に含まれる界面活性剤とは、簡単に言ってしまうと水と油を混ぜ合わせるものです。
食器用洗剤やシャンプー、ボディーソープ等に含まれており、油汚れを落とすために用いられています。
しかし、この「界面活性剤」が汗疱を含む肌湿疹に悪影響を与えています。
界面活性剤は手に含まれる正常な脂分を奪い、肌の乾燥と荒れを招きます。
その結果、汗疱の治りが悪くなるばかりか、アトピーを含む肌湿疹を発生させる原因となります。
そのため、「界面活性剤」を含む洗剤やシャンプー、リンスから手を保護する必要があります。
シャンプー・リンスが手に良くない理由
このシリコンは、テレビCMなどで配合している旨が謳われているため、広く知られているものと思います。
シリコンは髪にコシを与え、かつ安価であることから、多くのシャンプー、リンスで用いられております。
しかし、このシリコンも皮膚には悪い影響を与えます。
シリコンは体内に蓄積され、それが皮膚の形成に悪影響を与え、手湿疹の原因となるそうです。
界面活性剤とシリコンから手を守ろう
以上の汗疱の原因を除去するために、
- 界面活性剤
- シリコン
から手を守ることが重要です。
特に、界面活性剤とシリコンの両方を含むシャンプーとリンスについては二重の危険があると言えます。
そのため、以下では私がその対策として用い、実際に効果があった方法を紹介します。
食器用洗剤から手を守る方法
食器用洗剤から手を守る方法としては、
1:洗剤を変更する
2:手袋を用いて物理的にガードする
という2つの方法を思いつき、それぞれ試してみました。
1の洗剤の変更については、界面活性剤を含まない植物油脂を配合した洗剤を試してみたところ、確かに手荒れは軽減されたのですが、食器の汚れ落ちは今一つでした。
同様の食器用洗剤を色々試してみたのですが、結果的には汚れは落ちるものの独特のヌルヌル感が合ったり、やはり汚れ落ちが悪かったりと満足できるものはありませんでした。
なので、結果として、手袋を用いて物理的に手をガードする方法をとっています。
その際の手袋は、100円ショップで100枚100円で売っている以下の薄手のビニール手袋を用いています。
この方法であれば、界面活性剤に触れることがなく、汚れもよく落ちるので、色々試した中で最も満足のいく結果が得られています。
この商品はダイソーや、シルク等ほとんどの100円ショップで売られています。
ただ、売り場は掃除用品売場に置いてあることが多いので、探す際はご注意ください。
シャンプー、リンスのシリコンと界面活性剤から手を守る方法
シャンプー、リンスのシリコンと界面活性剤から手を守る方法も以下の2つを考えました。
1:シャンプー、リンスを変更する
2:手袋を用いて物理的にガードする
このうち2については、手袋をしたとしても、食器を洗う場合とは異なり、シャンプーの泡が手袋と手首の隙間から侵入してくるためほとんど意味がありませんでした。
なので、1のシャンプーとリンスを変更する方法を行っています。
そこで、ノンシリコンと界面活性剤不使用のシャンプーを手当たり次第に何種類か試してみたのですが、そのうちで最も使用感が良かったのはこのシャンプーです。
ノンシリコンと界面活性剤不使用を両立したシャンプー、トリートメントながら、通常のものと使用感は異ならず、使用後の髪にコシとツヤがありとても良いです。
しばらく使用してみたところ、シャンプー後の皮膚の乾燥、荒れは確実に軽減されました。
私は色々なノンシリコンシャンプーを試しましたが、このシャンプーは他のノンシリコンシャンプーと比べて
洗い心地
使用後の手荒れの無さ
汗疱のできなさ
という点で最も優れていると感じましたので、ぜひお勧めです。