ストレスが良くないのは分かっていても…
こんなことはないでしょうかストレスで吹き出物がたでた
ストレスを感じた翌日汗疱が悪化した
ストレスで肌を掻いたらそこが荒れた
ストレスが肌に良くない理由は色々とあるようですが、汗疱などの肌湿疹に最も関係がありそうなものを紹介します。
ストレスとは
ストレスとは
まず、そもそもストレスとは何なのかというと以下の2種類があります。内的ストレス : 精神的ストレス
外的ストレス : 肉体的ストレス
このどちらもが皮膚に対して悪影響を及ぼします。
以下では、主に内的ストレスで生じる問題について説明します。
ヒスタミンの影響
人は、精神的なストレスを感じると、アドレナリンが脳内で分泌されます。
このアドレナリンは、ストレスホルモンとも言われます。
これにより、発汗や動悸が起こりますが、これが継続するとホルモンバランスが崩れます。
ホルモンバランスの崩れは、免疫機構の乱れにつながり、血中ヒスタミンという物質が多く生成されます。
この血中ヒスタミンが、肌の痒みの原因となります。
ビタミンCの減少
更に、ストレスを感じると体内でビタミンCが大量に消費されます。
ビタミンCは、コラーゲンなどの肌の張りを保つ成分の元となります。
また、ビタミンCはビオチンの吸収を助ける働きもあります。
そのため、ビタミンCが減るとビオチンの吸収率が下がり、健康な肌が作られにくくなってしまいます。
ストレスを感じたないために
なかなか難しいのですが、これらの解決策としては、ストレスをためないことが重要です。
例えば、好きなことをしてリラックス
ぐっすりと眠る
お風呂で体をほぐす
等の事をして、できるだけストレスをためこまないようにしたいです。
また、ビタミンCの不足に関しては、サプリメントで補うことができます。
ビタミンCは、水溶性で尿とともに排出されるため、過剰に摂っても問題ありません。
そのため、食べ物やサプリメントで積極的に摂るようにしたいです。
私が摂っているビタミンCについては、「汗疱治療法3〜ビオチン治療〜」に載せておりますので、興味のある方は是非ご覧ください。