過剰なタンパク質摂取は良くない

過剰なタンパク質摂取は良くない

食の欧米化で肌のかゆみが悪化した

農耕民族である日本人は、元来野菜や穀物を食べて生活をしてきました。

しかし、現代では食の欧米化が進み肉食中心の食生活へと変化してきています。
その結果、肌のかゆみや湿疹の症状が現れることが増えているようです。

 

では、何故そうなってきたのか。
その原因を説明します。

 

タンパク質の摂りすぎに注意

食の西洋化による弊害

食の欧米化で肌のかゆみや湿疹が悪化することとなった原因は大きく2つあります。
それは
 肉の油
 過剰なタンパク質
です。

 

肉の油のことについては
 牛肉の脂が皮膚に良くない
に以前まとめました。
今回は、過剰なタンパク質摂取について簡単に書きます。

 

タンパク質を摂りすぎるとどうなるか

タンパク質は人体にとって必要な栄養素です。
脂質や炭水化物とあわせて3大栄養素とも呼ばれています。

 

ただ、いくら必要なものだからといっても摂りすぎることは良くありません。
何事もほどほどが肝心です…。

 

ここで、高校で習った生物の知識を引っ張り出して、タンパク質が体に入るとどのようになるかを考えます。
人体に入ったタンパク質は、以下のような変化を遂げます。

 

 タンパク質
   ↓
   ↓ 胃で「ペプシン」等により分解
   ↓
 ポリペプチド
   ↓
   ↓ 小腸で「ペプチターゼ」等により分解
   ↓
 アミノ酸

 

体内に入ったタンパク質はこのような過程でアミノ酸となり、腸で吸収されます。
しかし、ストレスや疲労などにより小腸の働きが弱まっていると、アミノ酸への分解がうまくはたらかないこととなります。
すると、いくつかのポリペプチドが分解されずにそのままとなってしまいます。

 

そして、残ったポリペプチドは血液中へと浸透してしまうことがあります。
ポリペプチドは多くのアミノ酸が結合(ペプチド結合)したものですが、アミノ酸そのものではありません。
そのため、それらは最終的に皮膚から体外に排出されることとなり、かゆみや湿疹の原因となります。

 

西洋人の腸は強い

以上が、過剰なタンパク質接種による肌への影響です。

 

この記事の最初に「食の欧米化が進み」と書きました。
欧米の人々はもともと肉食文化であったため、タンパク質をを分解する能力が高いようです。
日本人は牛肉等を食べるようになって150年程度しか経っていません。
そのため、日本人はタンパク質を多く摂ることに対して欧米の人ほど向いていないようです。

 

また、肉には汗疱の原因の1つと考えられる動物性の油が含まれています。
動物性の油に含まれるオメガ6不飽和脂肪酸は、健康な肌の生成に必要なオメガ3不飽和脂肪酸を奪ってしまいます。
オメガ6不飽和脂肪酸からはアレルギー反応を促進する物質も生成されます。

 

以上のことから、過剰なタンパク質、特に肉の摂りすぎは控えたほうがよさそうです。
私もあまり得意ではないのですが、できるだけ野菜中心の食生活を目指すのが良さそうですね。


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